シーモア・クレイ
詳細情報
- 生年月日
- 没年月日
- 主な業績
- スーパーコンピュータCDC 6600とCray-1
- 国籍
- アメリカ
30年にわたって「世界最速のコンピュータ」を何度も作り、誰よりも早く熱が問題の本質だと見抜いた技術者。
1964年のCDC 6600は最初のスーパーコンピュータとされ、最も近い競合機のおよそ3倍の速さだった。1976年のCray-1は性能と同じくらい形で有名である。周囲にベンチを巡らせた円筒形の筐体で、曲線は配線を短くするため、冷却装置は家具の中に組み込まれていた。
彼のやり方は一貫していた。遅いプロセッサを大量に並べるのではなく、極端に速いプロセッサを少数用意し、メモリ帯域に妥協しない。のちに勝ったのは大規模並列という逆の道だったが、ボトルネックは演算器ではなくデータ移動にあるという彼の見立ては、今も通用している。