セクターインターリーブ
トラック上のセクターをわざと順番を飛ばして並べ、遅いコントローラが次の読み出しの前に一息つけるようにする方式。
初期のハードディスクでは、プラッタの回転がコントローラのセクター処理より速かった。セクター 1 を読んですぐ次を読もうとしても、すでにヘッドの下を通り過ぎており、丸一周待たされる。対策として、論理的に隣り合うセクターを物理的に離して配置した。1:3 インターリーブなら、論理上の一歩ごとにセクターを二つ飛ばす。
この係数はディスクのジオメトリとともに低レベルフォーマットで設定され、最適化は一種の職人芸だった。値を誤ればスループットが半減することもある。IBM PC/XT の最初のハードディスクは 6:1 で出荷された。現代のドライブはトラック全体をバッファに読み込み、1:1 で動く。電子回路が機械部分を追い越した時点で、インターリーブは意味を失った。