RotateProperties
8つのカットバッファを一つずつずらすためだけにある、Xプロトコルのリクエスト。それ以外にはほとんど使い道がない。
このリクエストはウィンドウ、プロパティのリスト、ステップ数を受け取り、プロパティ間で値を回転させる。ステップ1なら、2番目のプロパティが1番目の内容を、3番目が2番目の内容を、1番目が最後の内容を受け取る。すべてのプロパティが存在し、同じ型でなければならず、触れたプロパティごとにPropertyNotifyが発生する。処理はサーバー内で原子的に行われるので、途中まで回転した状態を他のクライアントが見ることはない。
動機は、ルートウィンドウのCUT_BUFFER0からCUT_BUFFER7のカットバッファだった。最新のコピーがバッファ0にあり、古いものが後ろへ押し出されるリングである。XlibにはまさにこのためのXRotateBuffersが加わった。ICCCMのセレクションがカットバッファに取って代わると、RotatePropertiesはプロトコル中で最も出番のない呼び出しの一つになったが、Xでは何も削除されないので今も残っている。