RARP
ARPの逆。自分のMACアドレスは知っているがIPアドレスを知らないマシンが、ネットワークに「自分は誰か」を尋ねる。1984年に標準化され、とうの昔に取って代わられた。
必要になったのは、ネットワークから起動するディスクレスワークステーションが登場したからだ。保存された設定を持たないため、クライアントは自分のハードウェアアドレスを含む要求をブロードキャストし、RARPサーバーが静的なテーブルを引いてIPアドレスを返した。限界は明らかだった。プロトコルはリンク層で直接動くためルーティングできず、サーバーは同じブロードキャストドメインにいなければならず、応答にはアドレス以外、つまりネットマスクもゲートウェイもブートイメージも含まれない。1985年にBOOTPがこの機能をUDPの上に載せて解決し、DHCPはBOOTPを土台に生まれた。現在RARPが見られるのはVMware環境くらいで、仮想マシンが移動したことを知らせるために使われる。