ラファエル・マッジ
ArmitageとCobalt Strikeを開発したアメリカ人。後者は、擬似攻撃を行う側と同じくらい犯罪者にも愛用されるレッドチームのツールとなった。
2010年、マッジはMetasploitのグラフィカルなフロントエンドであるArmitageを作った。2012年にはCobalt Strikeが続く。高度な攻撃者を模擬するための商用キットだ。インプラントのBeaconはC2サーバーと静かに通信し、正規サービスを真似たプロファイルに通信を合わせることもできる。防御側が現実的な相手を想定して訓練できるようにする、というのがそもそもの狙いだった。
現実的すぎたのだ。クラックされ流出したコピーがランサムウェア集団や国家の攻撃者の手に渡り、Beaconはインシデント対応で最もよく見つかるものの一つになった。マッジは2020年に自社Strategic CyberをHelpSystemsに売却した。それ以前には、文章校正ツールAfter the Deadlineも書いている。