PSID
C64の曲を小さな機械語として詰め込み、どんなコンピュータでもエミュレータで再生できるようにするファイル形式。
PSID形式の.sidファイルには録音された音声はなく、プレーヤールーチンそのものが入っている。元の曲を構成していた6510の機械語とデータに、タイトル、作者、ロードアドレスを記した短いヘッダが付く。SIDプレーヤーはそのコードをエミュレートした6510上で実行し、SIDチップを模倣するので、音楽は流し込まれるのではなく、音符ごとに再現される。
この形式は1990年代のSIDPlayコミュニティから生まれ、C64音楽をアーカイブする標準になった。HVSCは数万曲をPSIDファイルとして収集している。亜種のRSIDはより厳格で、より完全なC64環境を要求する。ハードウェアのタイミングに依存する曲について、単純なPSIDは何も保証しない。