IT用語集 › インフラ › プログレッシブデリバリー

プログレッシブデリバリー

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-22

継続的デリバリーの発展形。新バージョンを少しずつ、より多くのユーザーに広げ、指標の自動監視でロールアウトを続けるか巻き戻すかを決める。「セーフティネット付きのデプロイ」である。

考え方は、デプロイを「全部か無か」にしないことだ。トラフィックの5%、25%、50%、100%と段階を踏み、各段階でエラー率、レイテンシ、ビジネス指標を自動で分析する。劣化を検知すればロールアウトは止まり、人間が気づく前に自動でロールバックされることも多い。使われる技法はカナリア(トラフィックの一部だけを新版へ)、フィーチャーフラグ(特定の対象にだけ機能を有効化)、自動分析。ツールとしてはArgo Rolloutsや、サービスメッシュ上で動くFlaggerがある。効果は、不具合のあるデプロイの影響範囲(ブラストラディウス)を小さく抑え、巻き戻しも自動化できる点にある。カナリアとフィーチャーフラグの上に、指標駆動の自動進行を足したものと言える。

← 用語集に戻る