PITR
データベースを好きな時点まで戻せる機能。たとえば14時32分に誰かが DROP TABLE を実行する、その1秒前へ。
仕組みは二つの部品でできている。物理的なベースバックアップと、それ以降に書かれたすべての WAL セグメントのアーカイブである。復旧時にはベースバックアップを戻し、recovery_target_time で指定した時点までトランザクションログを再生する。毎晩のダンプとの違いは決定的だ。ダンプで戻れるのは昨日までだが、PITR なら任意の1秒に戻れる。そのためには archive_command か pgBackRest、WAL-G のようなツールでセグメントを安全な場所へ送り続け、アーカイブに欠けがないことも必要になる。1つ抜けただけで、再生はそこで止まる。リストアは定期的に試すこと。試していないアーカイブは、ただの当て推量である。