ピーター・ショア
詳細情報
- 所属
- MIT(元ベル研究所)
- 代表的な業績
- ショアのアルゴリズム、量子誤り訂正
1994年に、十分大きな量子コンピュータがあればRSAは破れると示した数学者。その計算機を今も待ち続ける一つの分野の出発点となった。
ショアはベル研究所にいた当時、量子コンピュータ上で整数の素因数分解と離散対数を多項式時間で解くアルゴリズムを発表した。これは当時使われていた公開鍵暗号のほぼすべて、すなわちRSAとDiffie-Hellmanを直撃する。
翌年には量子情報を誤り訂正する方法を示し、そのような機械が実際に作れるという見通しを与えた。2003年からはMITの教授を務めている。現在標準化が進むポスト量子暗号は、言ってみれば、たった一本の論文に対する三十年がかりの返答である。