ペンディングセクタ
読み取りに失敗して代替処理の対象に印を付けられたものの、書き込みが来るまで正式には死亡宣告されないセクタ。
SMART属性のCurrent Pending Sector Count(0xC5)は、読み取りに失敗し、エラー訂正でも回復できなかったセクタの数を数える。データが二度と手に入らないものかもしれないので、ドライブはすぐには切り捨てず、保留(pending)として印を付ける。のちに同じセクタへ書き込みが来ると、ドライブは書けるかどうかを試す。成功すれば印は消え、失敗すればセクタは予備領域へ移され、再割り当て済みとして数えられる。
保留数がじわじわ増え続けるのは、ドライブが死にかけていることを示す最も分かりやすい早期警告の一つだ。すでに再割り当てされて静かに隠されたセクタと違い、保留中のセクタはその場に残り、読もうとするたびに悪さをする。