Paxos
レスリー・ランポートが1989年に考案した合意アルゴリズム。信頼できないノードの集まりが、ネットワークの部分的な障害下でも一つの値に合意できるようにする。
動作は二つのフェーズ、prepare/promise と accept/accepted からなる。値が確定するには、どちらのフェーズでも過半数(クォーラム)の応答が必要である。リーダーが安定している間はprepareを省略するMulti-Paxosにより、実用的な性能が得られる。
理解が難しいことで有名で、ランポート自身の論文「Paxos Made Simple」は半ば内輪のネタになった。GoogleのChubbyやSpannerで使われているが、最近の新しいシステムの多くは、教えやすさで勝るRaftを選ぶ。両者は本質的にほぼ等価である。