パスワードマネージャー
サイトごとに固有のパスワードを生成し、一つのマスターパスワードで開く暗号化された保管庫に収めるソフト。個人ができるセキュリティ対策のうち最も効果が高い。
見過ごされがちな利点は、強度よりも自動入力にある。マネージャーは正しいドメインでしか入力しないため、目を欺くフィッシングサイトには反応しない。保管庫はマスターパスワードから導出した鍵で端末上で暗号化されるので、提供元が中身を読めてはならない。選択肢としてはBitwarden(オープンソースで、クラウド同期も自前サーバーも可)、1Password、KeePassXC(ローカルファイル)、そしてブラウザやOS標準のものがある。
2022年のLastPassの漏えいは、リスクを示した。攻撃者は暗号化された保管庫を入手しており、マスターパスワードが弱ければオフラインでゆっくり解読できる。長いパスフレーズを選び、二要素認証を有効にしたい。