オペレーショナル・トランスフォーム
ロックなしで複数人が同じ文書を同時に編集できるようにするアルゴリズム群。Google Docs(2006年)や Etherpad の土台になった。
1989年のエリスとギブスの論文に始まり、90年代に成熟した。考え方は、他のクライアントから操作が届いたら、ローカルの文脈で正しく適用できるよう変換する、というもの。正しく実装するのは悪名高く難しく、「OT は論文の100%で間違っている」とまで言われる。現代の対抗馬は CRDT(Yjs、Automerge)で、複雑な変換の代わりに数学的な保証を持つ。Google Wave と初期の Docs は OT を使い、Apple Notes は早くから CRDT を使っていた。