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オブジェクトストレージ

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-22

データを名前付きのオブジェクトとしてフラットな名前空間に置き、ファイルシステムとしてマウントするのではなく HTTP で取得する保存方式。

オブジェクトとは、中身とメタデータとキーの組である。本当のディレクトリ構造はなく、images/2024/dog.jpg のスラッシュはキーの一部にすぎず、階層ではない。ディレクトリ木を持たないからこそ、数兆個のオブジェクトまで拡張できる。ロックすべき inode テーブルも、ボトルネックになる中央のメタデータサーバーもないのだ。

代償は制約である。オブジェクトは丸ごと書き、丸ごと読む。ファイルの 40〜60 バイト目だけを書き換えることはできない。整合性も長らく結果整合で、それが一世代分のバグを生んだが、2020年に AWS が S3 を強い整合性に切り替えた。このモデルは2006年の S3 で世に出て、その API が業界標準になった。MinIO や Ceph をはじめ、ほぼすべての競合が内部実装にかかわらず S3 プロトコルを話す。

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