オブジェクト
データ(フィールド)と振る舞い(メソッド)をひとまとめにしたOOPの単位。クラスのインスタンスであり、Smalltalk由来の「すべてはオブジェクト」という思想の核でもある。
「オブジェクト指向」という言葉は、Xerox PARCのアラン・ケイがSmalltalk-72で生み出した。ただし定義は言語ごとに異なり、クラスを持たない言語もある(JavaScriptはプロトタイプベース、Luaはメタテーブル付きのテーブル、Rustにあるのはstructとimplだけ)。近年は完全なOOPよりも、値型にオブジェクト的な機能を足す方向が主流だ。「継承よりコンポジション」は1990年代から変わらない定石である。