Nim
Pythonに似たインデント構文を持つ静的型付けのシステム言語。2008年にAndreas Rumpfが始めた(当初の名前はNimrod)。独自のコード生成器を持たず、C、C++、JavaScriptを経由してコンパイルする。
この選択こそが要点だ。GCCやClangが積み重ねた最適化を受け継ぎ、Cコンパイラがある環境ならマイコンを含めどこでも動き、ラッパー層なしでCライブラリを呼べる。マクロシステムは構文木上で動き、新しい言語構造を作れるほど強力だ。メモリ管理はARC/ORCに落ち着いた。コンパイル時に解決される参照カウントに循環検出を加えたもので、ガベージコレクタなしに決定的な解放ができる。バイナリは小さく高速。欠点はエコシステムで、コミュニティは小さく、求人は少なく、ライブラリの多くはメンテナが一人だけである。