マルチキャストルーティング
1つのパケットを多数の受信者へ効率よく届ける仕組み。送信者が受信者ごとにコピーを出す代わりに、分岐点でパケットを複製する。経路制御は PIM(Protocol Independent Multicast)が主流。
用途はIPTV配信(同じ街の1万人に1つの送信元)、株式市場のデータフィード、金融業界、ビデオ会議室、データセンター内の VRRP 広告など。インターネット全体では、ISP の方針と商業的なインセンティブのせいで普及しなかった。ピアリングを意識したマルチキャストは複雑だからだ。データセンターでは金融業界やメディア企業で今も一般的である。消費者向けでは、CDN と HTTP ストリーミングというアプリケーション層のマルチキャストが、ネイティブな方式を不要にした。新しい方式の BIER(Bit Index Explicit Replication)は、ルーターのグループごとの状態をなくす。