モニ・ナオル
詳細情報
- 所属
- ワイツマン科学研究所
- 指導教員
- マヌエル・ブラム(バークレー、1989年)
- 代表的業績
- プルーフ・オブ・ワーク、視覚暗号、Naor–Yung
シンシア・ドワークとともに、送信者に計算をさせればスパムと戦えると考えついたイスラエルの暗号研究者。
1992年、ナオルとシンシア・ドワークは「Pricing via Processing or Combatting Junk Mail」を発表した。すべてのメッセージに、少し面倒な計算パズルの解を添えさせるという案だ。手紙を1通出す人には些細な負担で、100万通出す人には致命的になる。この発想はプルーフ・オブ・ワークとして知られるようになり、16年後にビットコインに現れて、今では小国並みの電力を消費している。スパムのほうは生き延びた。
1990年にはモティ・ヤングと、選択暗号文攻撃に耐える暗号の作り方を示した。1994年にはアディ・シャミアと視覚暗号を考案している。画像を2枚の透明シートに分けると、それぞれはノイズにしか見えないが、重ねると秘密が浮かび上がる。復号にコンピュータは要らず、OHP用のシートがあれば足りる。