microSD
小型のフラッシュメモリカード規格(15×11 mm)。スマートフォン(Android)、カメラ、タブレット、Raspberry Piの標準的な記録媒体で、容量は1 GBから2 TB(2025年)まである。速度クラスにはU1/U3、動画用のV30/V60/V90、アプリ読み込み用のA1/A2がある。
microSDフォームファクタでPCIe NVMeを使うSD Expressもあるが、普及は進んでいない。UHS-II(ピンを一列追加)は312 MB/sを出せるが、対応機器は少ない。iPhoneにmicroSDスロットが付いたことはなく、内蔵ストレージの増設へ誘導するAppleの戦略とされる。Samsung Galaxyは長くmicroSDを残したが、2021年以降のフラッグシップでは廃止した。低価格帯のAndroidでは今も健在だ。Raspberry Piではmicro-SDが主たるストレージで、Piの高速化はたいてい「速いSDカードを買う」から始まる。書き込みの多い用途では摩耗するのが弱点で、PiでSD上にスワップを置くのはSDカード殺しの定番である。