Matt Blaze(マット・ブレイズ)
詳細情報
- 所属
- AT&Tベル研究所、ペンシルベニア大学、ジョージタウン大学
- 知られる業績
- Clipperの欠陥の指摘、マスターキー攻撃、信頼管理
1994年にClipperチップのバックドアを回避できることを示し、のちに機械式の錠前にも同じことをやってのけた研究者。
米国政府のClipperチップは、LEAFと呼ばれる領域を通じて、すべての通話の預託鍵を法執行機関に渡す仕組みだった。当時AT&Tベル研究所にいたブレイズは、このフィールドを守るチェックサムがわずか16ビットだと気づいた。約6万5千通りを試せば偽のLEAFを送れ、バックドアなしで暗号化できる。この論文は暗号戦争で最も重い論拠の一つとなった。
2003年には暗号解読の発想をマスターキー方式の錠前に向け、普通の鍵を持つ者が数本のブランクキーでマスターキーを割り出せることを示した。錠前業界は喜ばなかった。ほかにも信頼管理、プロキシ再暗号化、投票機の監査などを研究している。