ls-lR
FTPサーバーの最上位に置かれた、アーカイブ内の全ファイルを列挙したファイル。検索エンジン以前の目次である。
名前はそれを生成したコマンドls -lR、つまり全ディレクトリとファイルをサイズと日付つきで再帰的に長形式表示したものに由来する。wuarchiveやSimtelのような大きなアーカイブは毎晩これを実行し、出力(しばしばls-lR.Zと圧縮)を匿名の訪問者が取れる場所に置いた。2400ボーの回線でディレクトリを一つずつたどるのは果てしなく時間がかかったが、1ファイルを取得してローカルでgrepをかければ数分で済んだ。
ファイルは当時としては大きい数メガバイトに達することもあり、直接接続のない人にはFTPmail経由で送られることもあった。1990年のArchieは、これをそのまま大規模にしたもので、数百のサーバーからディレクトリ一覧を集め、まとめて検索できるようにした。