線形化可能性
単一操作に対する最も厳格な一貫性モデル。あらゆる操作が、呼び出しから応答までの間のどこか一点で原子的に反映されたように見える。
Herlihy と Wing が1990年に定式化した。分散オブジェクトがあたかも1台のノード上にあるかのように振る舞う、という錯覚を与える。実用上は、書き込みが成功した後の読み取りは必ずその値を見る。「強い一貫性」「アトミック一貫性」とも呼ばれる。
代償はレイテンシー(レプリカの過半数を待つ)と可用性(CAP 定理)だ。Spanner、etcd、ZooKeeper、FoundationDB は線形化可能である。トランザクション単位のシリアライザビリティとは別物で、線形化可能性は操作単位の性質だ。