長さの隠蔽
内容が暗号化されていても、メッセージのサイズを秘密にしておくこと。
暗号が守るのはメッセージの中身であって、必ずしも長さではない。CTRなどのストリームモードでは暗号文は平文とまったく同じ長さになり、GCMでも付くのは16バイトのタグだけである。サイズがページやエンドポイント、メッセージの種類ごとに違えば、受動的な盗聴者は暗号を破らなくても何が送られているか推測できる。
よくある対策は、メッセージを固定サイズ、またはごく少数のサイズ区分にパディングし、外から見て区分内がすべて同じに見えるようにすることだ。代償は帯域である。パディングの生成と除去自体が何も漏らさないようにする必要もあり、言うほど簡単ではない。