台帳データベース
改ざんできず検証可能な取引履歴を保持することに特化したデータベース。変更はすべて新しいエントリとして追加され、上書きは起こらない。会計や監査証跡など、「誰がいつ何を変えたか」を証明する必要がある場面で使う。
例としてAmazon QLDB(2025年に提供終了予定)、TigerBeetle(オープンソースで金融取引向けに最適化、毎秒数百万件)、immudbがある。検証可能性はハッシュチェーンやマークル木で実現されることが多く、改ざんがあれば検知できる。監査テーブルを持つ普通のDBとの違いは、不変性が仕組みに組み込まれ、管理者が手を加えないという信頼に頼らず証明できる点だ。複式簿記とも自然に噛み合う。TigerBeetleは借方・貸方のプリミティブと決定論的な動作により、2024年以降フィンテックで注目を集めている。ブロックチェーンとは別物で、中央集権型であり、互いに信頼しない当事者間の合意形成は行わない。