鍵ホワイトニング
ブロック暗号の前後に追加の鍵を XOR して、暗号自体は変えずに総当たりを難しくする手法。
考え方は単純で、暗号処理の前に平文へ1つの鍵を XOR し、処理の後にもう1つの鍵を XOR する。これらの追加の鍵は暗号自身の鍵スケジュールには含まれないため、攻撃者はメインの鍵に加えてホワイトニング鍵も推測しなければならない。Ron Rivest は1984年に DESX を提案し、DES を2つの64ビットのホワイトニング鍵で包んだ。
ホワイトニングは暗号内部の弱点を直すものではない。鍵の全数探索は難しくなるが、ブロック暗号の構造そのものを突く攻撃には効かない。便利な小技ではあるが、より優れた暗号の代わりにはならない。