ケビン・フィニステール(Kevin Finisterre)
2017年、DJIの秘密保持条件への署名を拒み、3万ドルのバグ報奨金を蹴ったことで知られるアメリカの脆弱性研究者。
2007年1月、フィニステールは「Month of Apple Bugs」を共同で運営した。1か月間、毎日新しいmacOSの脆弱性を公開し、Macは安全だという通念に風穴を開けた。その後は組み込みシステム、車両、ドローンに多くの時間を割いている。
2017年には、DJIがGitHub上に公開状態のまま放置していたTLS秘密鍵やAWSの認証情報などを発見し、顧客データが露出していることを突き止めた。同社は報奨金を提示したが、法的に彼自身に不利に使われかねない契約を求めた。彼は断り、経緯を公表した。バグバウンティは条件次第で価値が決まる、という教訓である。