キース・クック
詳細情報
- 所属
- Canonical、Google
- 代表的な業績
- Kernel Self Protection Project、Yama
この10年、カーネルが自分で自分を守れるように、マージを一つずつ積み重ねてきたLinux開発者である。
クックはUbuntuのセキュリティチームの出身で、ptrace_scopeの元になっているセキュリティモジュールYamaを書いた。これは、プロセスが兄弟プロセスのメモリを読めないようにする仕組みだ。seccompのメンテナーも長く務めている。
2015年にはKernel Self Protection Projectを立ち上げた。前提は冷静である。Linuxカーネルには今後もバグがあるのだから、せめて悪用しにくくしておくべきだ、というものだ。grsecurity/PaXが長年ツリー外で提供してきた機能の多くは、実際にマージできる小さな部品に作り直されて本流に入った。時間はかかったが、それが何十億台ものデバイスで動くコードになっている。