ジョセフ・シルバーマン
楕円曲線の標準的な教科書を書き、その後、楕円曲線を使わない暗号の発明にも加わったブラウン大学の数論研究者。
シルバーマンの『The Arithmetic of Elliptic Curves』(1986年)は、楕円曲線暗号の研究者が実際に手に取る本であり、これを引用していないECCの学位論文を探すのは難しい。その10年後、ジェフリー・ホフスタイン、ジル・パイパーとNTRUを発表した。量子コンピュータが楕円曲線とRSAを破る場合の主要な代替策の一つとされる、格子ベースの暗号である。
教科書『An Introduction to Mathematical Cryptography』(2008年)も共著し、もう一つの主要な関心である算術的力学系についても、多数の論文を書いている。