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IVFFlat

データベース Svenska → 更新: 2026-10-22

Inverted File with Flatの略で、クラスタを使う近似ベクトル検索のアルゴリズム。ベクトル空間をセントロイドで分割し、検索では全体ではなく最寄りのクラスタだけを探す。HNSWよりメモリは少ないが、インデックスの「学習」が必要になる。

仕組みはまずk-meansでクラスタリングし、各ベクトルを最も近いセントロイドに割り当てる。検索時には近い順にprobes個のクラスタを選び、その中のベクトルだけを比較する。probesを増やせば再現率は上がるが遅くなる。

利点はHNSWよりメモリがずっと少なく、構築も速いこと。代償は、代表的な学習データ(セントロイド)が必要な点で、データが大きく変わる場合や空のテーブルに作った場合は精度が落ちる。同じ速度ならHNSWより再現率が低いことも多い。pgvectorではIVFFlat(省メモリ)とHNSW(高速・高精度だがメモリ大)から選ぶ。ベクトルDBにおける「グラフ対クラスタ」の古典的なトレードオフである。

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