initramfs
ブートローダがカーネルと一緒にメモリへ読み込む小さな一時ルートファイルシステム。カーネルはルートをマウントしたいが、そのためのドライバがルートの中にある、という鶏と卵の問題を解くためにある。
実体は圧縮されたcpioアーカイブで、RAM上のファイルシステムに展開される。中には本物のルートに到達するためのモジュールやツール、つまりディスクドライバ、LVM、RAID用のmdadm、LUKSを開けるcryptsetup、場合によってはiSCSIやNFSルート用のネットワーク機能が入っている。ルートがマウントされると switch_root で切り替わり、一時ファイルシステムは破棄される。生成はディストリビューションにより dracut、mkinitcpio、update-initramfs が担う。カーネルを更新したのに再生成を忘れると、マシンは起動しない。