ハイパースレッディング
Intel による SMT(同時マルチスレッディング)の名称。1つの物理コアが実行ユニットを2スレッドで共有し、2つの論理コアに見える。2002年の Pentium 4 で登場し、AMD は Ryzen で同等の技術を SMT と呼んでいる。
発想は単純で、片方のスレッドがキャッシュミスで止まったら、もう片方が実行パイプラインを使う。混合ワークロードでは約30%のスループット向上が見込めるが、単一スレッドで CPU を使い切る処理では効果がない。
セキュリティ面では L1 キャッシュを共有するためサイドチャネル攻撃の温床になった(Foreshadow 2018、Zombieload、RIDL などの MDS 系)。OpenBSD は既定で無効化している。Intel も第12世代以降の消費者向け CPU では HT を外した(Eコアが代役を務める)。サーバー向けには残っている。