ハイブリッド検索(RAG)
RAGのパイプラインで、ベクトル検索(意味の類似)と従来のキーワード検索(BM25などの語彙検索)を併用し、結果を統合する手法。「意味が同じ」と「この単語を含む」の両方を拾える。
ベクトル検索だけでは意味には強いが、製品名、コード、珍しい単語、略語などの厳密な語を取りこぼすことがある。キーワード検索だけでは完全一致は拾えても、同義語や言い換えを見逃す。ハイブリッド検索は両方を並行して走らせ、順位を統合する。スコアの較正が要らない相互順位融合(RRF)がよく使われる。
効果は精度の明確な向上で、専門用語、ID、コードの多い分野で特に顕著だ。最終的な順序の微調整にリランカーを続けることも多い。基本的なRAGに対する、最も確実な改善策の一つである。