HAM(ホールド・アンド・モディファイ)
Amigaの裏技的な表示モード。各ピクセルが隣のピクセルの色成分を一つだけ書き換えることで、4096色を同時に表示した。
HAM(Hold-and-Modify)は、1985年のAmigaのOCSチップセットにあった表示モードである。通常のパレットは32色か64色だが、HAMでは各ピクセルが直前のピクセルの色を「保持」し、RGBの成分を一つだけ「変更」できる。これで4096色すべてを同時に画面に出せた。同時代のどのホームコンピュータにもできないことだった。
代償はアーティファクトで、色が左隣から段階的に作られるため、鋭いエッジには小さな色のにじみが残る。それでもHAMはAmigaに1980年代の画像表示の王座をもたらし、後継のAGAチップセットはこの手法をHAM8で262,144色にまで広げた。