Hesiod
詳細情報
- 開発者
- MIT Project Athena
- 公開
- 1987年
- 種別
- ネームサービス
ホスト名とは無関係な問い、つまりユーザー、グループ、ホームディレクトリの場所をDNSに答えさせた、Project Athenaの工夫。
1980年代後半のMITには数千台のワークステーションがあり、どれも同じ情報を必要としていた。どのユーザーがいるか、どのグループに属するか、誰のファイルがどのファイルサーバーにあるか。/etc/passwdをキャンパス中にコピーして回る代わりに、Project AthenaはDNSの上にHesiodを築いた。データはHSという専用のDNSクラスにテキストレコードとして置かれ、jdoe.passwd.ns.athena.mit.eduを引くと、そのままpasswdの1行が返った。
Hesiodが検索を、Kerberosが認証を、Zephyrがメッセージングを担い、三つ合わせて大規模なマシン群をまとめる初期の青写真になった。SunはNISという別の道を選び、のちにLDAPがこの役目を引き継いだ。HSクラスは今もDNS標準に定義されており、マサチューセッツ州ケンブリッジから来た小さな化石である。