ハードウェア・ルートオブトラスト
シリコンに焼き込まれた鍵やコード断片。出荷後に変えられないので、ブートチェーンの残りはこれを信じるしかない。
セキュアブートの各段階は、ソフトウェアには上書きできないものの上に信頼を積み上げる。ROM のコードや、ヒューズに焼かれた鍵がそれにあたる。設計は単純だが、修理は難しい。根が壊れたら後続のどの段階でも直せず、ソフトウェアのパッチも効かない。
例は TPM の endorsement key や、Apple の Secure Enclave だ。根に手が届けば、その上に築いたものがすべて手に入る。メーカーがこの一点に力を注ぐのはそのためである。