ガイ・ロスブラム
詳細情報
- 所属
- ワイツマン科学研究所
- 代表的な業績
- GKRプロトコル、差分プライバシーの高度な合成、multicalibration
ゴールドワッサー系とドワーク系の両方から出た、最も引用される成果のうち二つに名前が載っている理論研究者。
ロスブラムはMITでシャフィ・ゴールドワッサーの下で博士号を取った。2008年、ヤエル・タウマン・カライを加えた3人で「Delegating Computation: Interactive Proofs for Muggles」を発表した。これがGKRプロトコルで、非力なクライアントが強力なサーバに計算を任せ、その答えをごくわずかな時間で検証できる。現在の検証可能計算や多くのゼロ知識証明方式の土台になっている。
2010年にはシンシア・ドワーク、サリル・ヴァドハンと「Boosting and Differential Privacy」を発表した。ここに含まれる高度な合成定理は、多数のクエリにわたるプライバシー損失が件数に比例してではなく、おおよそその平方根で増えることを示した。差分プライバシーが理論から実用に移れるかどうかを分けた差である。近年は、予測モデルの公平性の概念であるmulticalibrationに取り組んでいる。