Gatsby
2015年にカイル・マシューズが始めた、Reactベースのサイトジェネレーター。数年のあいだ、Reactで高速なサイトを作る定番の方法であり、Jamstackブームを牽引した。
最大の特徴はGraphQLレイヤーだった。Markdownファイル、CMSのエントリ、画像、APIのデータといったコンテンツをすべて共通のデータグラフに読み込み、ページがそこへクエリを投げる。理屈としては洗練されているが、ローカルファイルから見出し一つを取り出すのにGraphQLを書くことになり、プロジェクトが大きくなるとビルドも遅くなった。一方で画像最適化は本当に先駆的で、他のフレームワークが後に追随する水準を作った。衰退のきっかけは、Next.jsが静的生成を覚え、データレイヤーなしで同じ仕事をこなすようになったことだ。2023年にNetlifyがGatsbyを買収したが、製品は事実上メンテナンスのみとなっており、新規プロジェクトではNext.jsやAstroが選ばれる。