富士フイルム
詳細情報
- 公開年
- 1934–
- 種別
- 記憶媒体/磁気テープ
- 公式サイト
- fujifilm.com
コダックと違ってデジタル化を生き延びた写真フィルム会社。理由の一つは、ほぼすべてのLTOカートリッジの中身であるテープを作っていることだ。
1934年に富士写真フイルムとして日本で創業した。写真フィルムで知られるが、コンピューティングの世界では別の理由で重鎮である。磁気記録媒体だ。フロッピーディスクやデータカートリッジを作り、現在は世界のLTOカートリッジの多くに使われるテープを製造している。バリウムフェライトやストロンチウムフェライトの塗布層により、IBMとともに記録密度の記録を押し上げている。
ハードディスクがテープを葬ると長く予言されてきたが、テープはコールドストレージの容量とコストで生き残った。富士フイルムはヘルスケア、素材、化粧品へと早くに多角化し、2012年に破綻した競合のコダックと同じ運命を免れた。LTO特許をめぐるソニーとの長い係争は、業界の語り草の一つである。