FTN (FidoNet Technology Network)
FidoNetそのものではないが、FidoNetの技術で動くネットワークの総称。ソフトウェアは同じで、ノードリストとルールは独自のものを使う。
FidoNetのプロトコルはFTSCによって公開文書化され、ソフトウェアもフリーかシェアウェアだった。そのため独自のネットワークを始めるのは簡単だった。同じメーラーとトッサーを使い、誰も使っていないゾーン番号を選び、独自のノードリストを公開してエコーメールの交換を始めればよい。こうしたネットワークはFTN、あるいはやや見下した調子で「othernet」と呼ばれた。複数のネットワークに同時に所属するBBSも多く、アドレスのドメイン接尾辞で区別していた。
動機はさまざまだった。プラットフォーム、趣味、言語といった単一の話題のためのネットワークが欲しい人もいれば、FidoNetの政治やPolicy 4から逃れたい人もいた。FidoNet自体が大きく縮小した今、技術を生かし続けているのは主にfsxNetのような小規模なFTNで、最近はモデム経由よりインターネット上のbinkpで使われることが多い。