FoundationDB
クラスタ全体で厳密に直列化可能なACIDトランザクションを備えた、分散・順序付きのキーバリューデータベース。iCloud、CloudKit、Snowflakeのメタデータを支えるAppleのストレージ基盤。
2009年に設立され、2015年にAppleが買収(半年間、市場から姿を消した)、2018年にオープンソース化された。決定論的シミュレーションテストで有名で、クラスタ全体を模擬ネットワーク世界で動かし、ディスク障害やネットワーク分断を注入し、時計を早送りできる。
公開されているのはKV APIだけで、その上のドキュメント、SQL、キューといった「レイヤー」は利用者が用意する。SnowflakeはFDB上にFoundation Layerを構築し、Appleは数十億行規模のクラスタを運用している。過小評価された巨人だ。