高速相関攻撃
相関攻撃の改良版。鍵ストリームを雑音の乗った符号語とみなし、レジスタの状態を総当たりで当てる代わりに復号して求める。
Siegenthalerの元の相関攻撃はレジスタの初期状態をすべて試すもので、レジスタが長くなると現実的でなくなる。Willi MeierとOthmar Staffelbachは1988年に、もっと賢いやり方があることを示した。LFSRの帰還多項式からは、本物の出力列が必ず満たすパリティ検査式が得られる。攻撃者はそれを使い、レジスタと食い違っていそうな鍵ストリームのビットを反復的に訂正していく。誤り訂正復号を逆向きに走らせるわけだ。
帰還多項式のタップが少ないほど効果が高く、これはハードウェアで安上がりなので好まれていた。この手法の変種は2005年のBluetooth E0の陥落にも寄与した。安いレジスタは、別の面で高くつくことになった。