エラーバウンダリ
Reactのパターンの一つ。配下のツリーで起きたJavaScriptエラーを捕捉し、アプリ全体を落とす代わりにフォールバックUIを表示するクラスコンポーネント。componentDidCatchとgetDerivedStateFromErrorの二つのライフサイクルメソッドを使う。
制約として、捕捉できるのはレンダー中、ライフサイクル、コンストラクタ内のエラーだけである。非同期のエラー(Promise、イベントハンドラ、setTimeout)はtry/catchまたはwindow.onerrorで扱う必要がある。関数コンポーネントではreact-error-boundaryライブラリを使う。VueではerrorCaptured、AngularではErrorHandlerサービスが相当する。SentryやDataDog RUMなどの監視ツールは、ルートに置いたエラーバウンダリとして自動報告を行うのが一般的だ。アンチパターンは、ログを残さずエラーを握りつぶすバウンダリで、静かな障害とデバッグの悪夢を生む。