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除算・平方根ユニット(ENIAC)

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-24

1つの筐体が除算と平方根の両方を担当し、どちらも「入りきらなくなるまで引き続ける」方式だった。

乗算ユニットと違い、参照する表はなかった。除算はシフトと繰り返しの引き算で行う。引いて、何回入るか数え、1桁ずらし、また繰り返す。平方根も同じ機構で、最初のn個の奇数の和がn²になるという昔ながらの性質を使って求めた。蛇腹は同じで、手順が違うだけである。乗算ユニットと同様に自前の記憶は持たず、処理の間はアキュムレータ4台を占有した。

代償は時計に表れた。1回の除算には最大143加算時間、つまり28ミリ秒強かかる。加算約140回分、乗算なら10回分だ。この結果、除算を意図的に避けるプログラミング文化が生まれた。定数はあらかじめスケーリングされ、逆数の乗算で書けるものはすべてそう書かれた。のちにゲームプログラマーが、FPUに割らせず逆数を探し回ったのと同じ反射である。

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