拡張カラーモード(ECM)
C64のVIC-IIのテキストモードで、文字ごとに4つのレジスタから背景色を選べる。代償として文字セットは64字に縮む。
拡張カラーモードはレジスタ$D011のビットで有効になる。通常はすべての文字が1つの背景色を共有するが、ECMでは各スクリーンコードの上位2ビットが4つの背景色レジスタのいずれかを選ぶ。その代わり、文字そのものに使えるのはビット0〜5だけとなり、使える文字数は256から64に減る。
ゲームはまさにこの理由で敬遠した。64字ではテキストとグラフィックスの両方をまかなえないことが多い。デモコーダーの見方は違った。ECMビットをビットマップ、マルチカラーのビットと同時に立てると、VIC-IIは未公開の組み合わせである「イリーガル」モードに入り、余分な色や奇妙なアーティファクトを出す。それを使ってエフェクトを組み立てたのだ。