Dapr
Distributed Application Runtime。状態管理・Pub/Sub・シークレット・サービス呼び出しといった標準化された「ビルディングブロック」を、HTTP/gRPC APIとして提供するサイドカーである。
2019年にMicrosoftが公開し、2024年にCNCFのGraduatedとなった。アプリはRedisクライアントをインポートする代わりに localhost:3500/v1.0/state/redis/... を呼び出し、Daprのサイドカーが裏のコンポーネント(Redis、Postgres、Cosmos、etcdなど)へ翻訳する。プロバイダーを替えても変わるのは設定だけだ。
向いているのは、各サービスがKafkaやRedis、シークレット管理の連携を自前で書きたくない多言語マイクロサービスである。競合はサービスメッシュ+ライブラリの組み合わせや、マネージドPaaS(Cloud Run、App Service)になる。