CSNET
詳細情報
- 開発
- ラリー・ランドウェバーほか
- 公開年
- 1981〜1991
- 種別
- 学術ネットワーク
国防関連の契約を持たない計算機科学の学科にも、ARPANETの仲間入りをさせたネットワーク。
ARPANETは米国防総省の資金を受けた拠点専用で、大半の計算機科学の学科は蚊帳の外だった。1981年、ウィスコンシン大学のラリー・ランドウェバーがグループをまとめ、代替ネットワークのために全米科学財団(NSF)の資金を獲得した。CSNETは学科ごとの予算に応じてつなぐ方式をとった。資金豊富なところは専用線、中間層はX.25、それ以外はPhoneNetと呼ばれる、メールをまとめて普通のダイヤルアップ回線で中継する仕組みだった。
ドイツに最初に届いた電子メールは、1984年にCSNET経由でカールスルーエ大学に着いたものである。より重要なのは、ネットワークを軍ではなくNSFが運営できると示したことで、それがそのままNSFNETにつながった。CSNETは1989年にBITNETと統合され、その2年後に終了した。