Cortex-M
詳細情報
- 開発元
- ARM
- 公開
- 2004年(Cortex-M3)
- 種類
- プロセッサコア(IPライセンス)
ARMの小型マイコン向けコアのファミリー。32ビットを缶コーヒーより安くしたアーキテクチャだ。
ARMはチップを作らず、設計図を売る。2004年にCortex-M3が登場し、2009年にはまともに作れる最小の32ビットコアとしてM0、2010年にはDSP命令と浮動小数点演算ユニットを備えたM4、2016年にはセキュアなコードを隔離するTrustZone付きのM33が続いた。ST、NXP、Nordic、Microchip、Raspberry Piなど数百社のライセンシーがメモリや周辺回路を足し、1ドルを大きく下回る価格で売っている。
Mプロファイルがアプリケーション向けコアと違うのは予測しやすさだ。MMUはなく、命令はThumbのみで、割り込みコントローラが内蔵されレジスタ退避もハードウェアが行うため、割り込みハンドラを普通のC関数で書ける。その結果、ベンダーが違ってもツールチェーン、デバッガ、CMSISヘッダが共通で使えるコアが、AVR、PIC、8051といった8ビットの世界を少しずつ追い出していった。