ClearlyDefined
オープンソースの各パッケージが実際にどのライセンスと著作権表示を持つかを集めた共有データベース。企業ごとに同じコードをスキャンし直さずに済む。
2018年にMicrosoftが立ち上げ、のちにOpen Source Initiativeの傘下に入った。出発点は、何千もの企業がそれぞれ孤立して同じ作業をしているという問題意識だ。同じバージョンのnpmやMavenパッケージを取得し、同じスキャナを走らせ、同じ誤ったライセンス欄を直す。ClearlyDefinedは主要なレジストリからパッケージを収集し、ScanCodeなどのツールで解析して、結果を一度だけ保存する。
役に立つのはキュレーションの仕組みだ。MITと誤って記載されたパッケージを見つけた人は誰でも修正を提案でき、レビューを経れば全員に反映される。パッケージごとにライセンス情報の整備度を示すスコアも付き、LICENSEファイルがないメンテナへの穏やかな催促になっている。