CD-ROM
音楽CDのデータ版で、1985年にソニーとフィリップスが「イエローブック」で規格化した。ハードディスクが数十MBだった時代に650MBを提供し、ソフトウェアのあり方を変えた。
ISO 9660ファイルシステムのおかげでディスクはどのプラットフォームでも読めるようになったが、ファイル名の制約が悪名高く、後にJolietやRock Ridgeという拡張で緩和された。読み取り速度は音楽CDの150kB/sを基準とした倍速で表され、52倍速でも約8MB/sにしかならない。容量は700MBまで増え、記録型のCD-Rや書き換え型のCD-RWも登場した。業界への影響は大きく、マルチメディア百科事典、動画入りのゲーム、フロッピー30枚ではなく1枚で済むLinuxディストリビューション、ダウンロードなしのソフトのインストールが可能になった。その後DVD、USBメモリに置き換えられ、最終的にはすべてネットワーク経由で取得する時代になった。