CAST-256
Entrustが提出したAES候補。ブロック長128ビット、48ラウンドの構成だが、最終選考には残らなかった。
CAST-256は、ブロック長128ビット、鍵長128〜256ビット、48ラウンドのブロック暗号である。Entrustが設計し、1998年にAESコンペティションへ提出した。第1ラウンドの15候補の1つだったが、5つの最終候補には進めなかった。
設計はOpenPGPで今も使われるCAST-128と同じ系統に属する。AESコンペは安全性だけを競うものではなく、ソフトウェアでの速度、ハードウェアのコスト、鍵の切り替えの速さも評価され、Rijndaelはその3つのバランスで勝った。CAST-256は、優れた暗号でもコンペに負けることがあるという好例である。